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Coup Franc!

「恋旅」音楽集。いやあいい曲だ

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南米2連戦を見終わってのフランス代表の現在 

ウルグアイ、ブラジルで行われたフランス代表の親善試合2連戦は、2連敗という悪い結果で終わりました。リベリーやメネズなどのレギュラーが一部欠けた、結果的に新戦力のトライアル的な試合になったとはいえ悲観的にならざるをえない結果に内容もそれほど良くないという、フランス人が議論する気も失せるような南米遠征となりました。

この試合ではっきりと表面化した問題は次の二点。

・試合中にチームメイトを鼓舞できるキャプテンの不在
・世代を超えたストライカーの人材難


デシャンはロリスの先発試合ではロリスを、先発しなかった試合ではエヴラやマテュイディをキャプテンにしています。恐らくは当面キャプテンにロリス、第二、第三にエヴラとマテュイディという序列は変わらないでしょう。今年27歳のロリスと26歳のマテュイディは年齢的にはキャプテンとして若すぎることはないでしょう。しかし今回の2連戦を見る限り、特にロリスのキャプテンは再考の余地があるように思います。

ロリスは性格も真面目で責任感も強く、メンタル面でも強い男ですが、試合中の動きを見ても大声で味方を鼓舞するタイプの人物ではありません。確かに世界にはそういう静な人格者タイプのキャプテンも少なくはなく、こういう人物は闘争心旺盛なチームにあって必要になりますが、問題は今のフランス代表は全体的にあまりにおとなしいという点にあります。2010年の南ア、2012年のポーランドで醜態を晒した結果、フランス代表は何よりも品行が選出の最優先となり、破天荒な人物を選んではならないという不文律が出来上がりました。結果、呼ばれている選手は元から大人しいか、常に大人しく振舞っているかで、試合中も感情を爆発させる事がなくなってしまいました。仲間内の言い争いを読唇術まで使って解析するTV局が、選手たちに常に気持ちを抑制する事を強いているのです。しかし、試合は行儀がいいだけでは勝てない。時に味方同士で言い争いになっても問題点をその場で解決していかなくては行けないし、開放された闘争本能が実力以上の力を発揮させることは現実にあります。今の代表はそれが出来ない。闘争心を開かせるための檄を飛ばすべきキャプテンは遠くゴールネットの前から動けない。ブラジル戦後ロリスは「最後の15分で急速に戦意が落ちていくのが判った」と語っていますが、キャプテンの仕事はまさにそういう時間帯に味方を引っ張る事なので、ゴール前から動けないロリスは歯痒い思いをしたでしょう。だからせめてピッチ上をもう少し自由に動けるフィールドプレーヤーにキャプテンを任せるべきではないかと思うのです。

マテュイディはウルグアイ戦だけでは判断しにくいですが、チームの中心にいるポジションな分こちらのほうが檄を飛ばしやすいかもしれません。

次のアタッカーの人材不足は敢えて説明不要でしょう。もはやベンゼマの復活を待っている余裕は今の代表にはない、それなのに新戦力を4人、デシャンになってからの初招集を2人も揃えた今回の代表にCFはいつもの3人でした。後半急速に調子を落としたゴミスすらそのまま普通に選出されるほどに今のフランス人CFは深刻な人材難に悩まされています。

ウルグアイ戦のジルー、ブラジル戦のベンゼマ、どちらもパフォーマンスは悲惨と言うよりも醜悪で、本人のピッチ上での表情から自らのパフォーマンスに対する自覚があるのでしょう。自信を喪失しているとしか思えないベンゼマの表情は痛々しく、しばらく代表から離して精神面のケアが必要なのではとすら思えます。ゴミスがベンゼマ、ジルー以上の仕事が出来るとは思いませんが、出場時間の短いゴミス本人は「俺に70分よこせ」と思っているんじゃないでしょうか。少なくとも彼はメンタル強いですし。

若手のCFで唯一この3人に入り込めるチャンスがあるのはTFCのウィッサム・ベン=イェデルですが、彼はエムヴィラとともに夜遊びのペナルティで招集禁止処分が解けておらず、今は呼ぶことができません。今年の11月で切れるはずですが。そのベン=イェデルでもベンゼマ、ジルーの立場を脅かせるかといえば……。

才能という点においてベンゼマが頭ひとつ抜きん出ているのは疑いありません。が、今そのベンゼマと心中するのは明らかにハイリスクに過ぎます。デシャンは前線の選手については何らかのカンフル剤を使用する必要があると思います。

今回の2連敗は親善試合の2連敗ですが、たかが親善試合と強がるには深刻な弱点を露呈しました。この弱点をどうパッチを当てるのか、監督ディディエ・デシャンの手腕が問われます。

category: フランス代表関連

thread: フランス代表 - janre: スポーツ

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コメント

興味深く読ませて頂きました。試合をみて私も同じような事を感じていました。
フランス人の国民性というか性格上の問題もあるのかもしれませんが、今の代表はおとなし過ぎる印象なんですよね。。
過去を振り返ってみると、あまり口数は多くなかったですがジダンのような精神的支柱、仲間にも遠慮なく檄をとばすデシャンやバルテズ、ヴィエラの存在は大きかったなと思います。
周辺諸国よりも移民の多いフランスはなかなか全員がひとつの価値観でまとまるのは困難なのかなとも思います。
ですが同じレ・ブルーでもラグビー代表を見ると、サッカー代表とは比べものにならないくらい、その団結力と活気が目に見えて伝わってきます。この差はいったいなんなんだろう。
勝者のメンタリズムが育っていないと言われればそれまでなのだけれども、10年南ア(もうその前の欧州予選から始まってたが)から呪われたように続く負の連鎖を、いちはやくグルニエやポグバやヴァランあたりが断ち切ってほしいと願うばかりです。
くらいF #- URL [2013/06/11 23:12] edit

Re: タイトルなし

> くらいFさん

ストライカーの不在にキャプテンシーの不足、選手全体から感じる優等生臭など、ある意味日本代表の悪い部分を更に濃縮したようなチームになってしまっています。価値観という意味でも熱心なキリスト教とムスリムが混在している時点で価値観の基準が宗教にない日本には判らない難しさもあると思います。

ただ、プラティニがEUROを制してからジダンがW杯を掲げるまで14年かかりました。2014年は現在を見ると難しいかもしれませんが、2000年のEUROから16年後の2016年のEUROでは新たなサイクルに入ったレ・ブルーが見れると思っています。
リヨン侍(MAMAN書き) #- URL [2013/06/12 06:46] edit

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